少年秘密倶楽部-零-を観劇してきた。全公演終えたので、以下ネタバレは気にしない。
端的にまとめると、少年秘密倶楽部という実在するアイドルグループが結成されるまでの、架空の前日譚。…と言うと、元ネタを知らないと話についていけなさそうだけど、むしろほぼほぼ今回の舞台オリジナルの設定?
ざっくり世界観を説明すると、人の成長や老化を薬で止められるようになった国が舞台。基本的に時間が止まっているから支配構造も固まっている。そして、そんな国に反旗を翻さんと結成されたのが少年秘密倶楽部というわけだ。
で、その少年秘密倶楽部のメンバーは、大体のところ絶体絶命の危機を謎の熊に救われる代わりに加入する。そして加入の際に、それまでの記憶を消し去る。この記憶リセット設定によって、舞台の話と現実のアイドル活動がスパッと切り離される。これはよくできた仕組みだった。ショービはたとえ記憶を失っても、組織の目的に向けて働けば国を変える夢は果たせ、友も救える。そして救うつもりだったモネとガベラが同じメンバーになっていても気付かないと。キブシーの加入経緯だけはよくわからなかった。クマのぬいぐるみを拾っただけ?
さて、前日譚でこれだけ結果を出したのだから、続きの話もやるよね? 話の流れ的に、特にヤバかった石原さんのハイド様はまた見たい。上手く成り上がったチューベローズも、キブシーとの絡みがあるだろうし。
0 件のコメント:
コメントを投稿