2023年2月6日月曜日

十五少女漂流記(ネタバレなし)

十五少女漂流記を観劇してきた。

タイトルから分かる通り、十五少年漂流記を少女に置き換えたもの。時代や土地は原作を踏襲しており、目黒の中華料理屋の娘こと奥山佳恵が出ていた映画とは別物。

古典中の古典を原作としているのでネタバレを気にする必要はないかもしれないけど、まだ2公演残っているので、以下ぼんやりと抽象的な感想。

まず、責任を背負う大人の辛さが痛い。大人の話はあくまで導入部であり、漂流劇の前菜も前菜なんだけど、年齢的に今の自分と近いだけに感情移入しやすい。子供たちのサバイバルの裏で、針の筵で絶望していたであろうことを思うと、これは過酷…。

さて、メインディッシュの子供たちの方も、当然辛い。ただ、生き残るための生活の辛さより人間関係のギスギスの方が、見ていて「うわぁ」となった。生きて帰るという、ある意味最高に共有しやすい共通の目的があっても、ああなってしまうのか…。

…と、辛さが多めに印象に残っているけど、最終的には見て良かったと思いながら家路に着くことができたので、まだ見ようかどうか迷っている人は安心して見てほしい。ネタバレは感想は海老名の千秋楽を見た後に。

あと、北千住の駅ビルでステおば初体験してきた。名前は聞いたことがあっても、食べたことはなかったんだよなぁ。

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