2021年10月27日水曜日

ジェロニモの信念と慈悲

今週のキン肉マン。

ジェロニモの絶対に折れない勝利フラグは、ようやくこれで回収完了。タッグトーナメント編からずっと耐え忍んだ不遇の分は報われたかな。決着がついた後とは言え、超神に対して巨像を涙させるような慈悲を示したのも、地味ながらも大きなジェロニモの功績だろう。

もっとも今回は、見えていた勝敗よりも、超人という種が生み出された理由が語られ始めたことが最大の注目点。新たな神を創りたかったからと言われても、まだボンヤリとしているが。…と言うか、12柱の神がそれぞれ異なる思惑を抱いて下天して来たように、超人を生み出した当初に望まれていた「新たな神」の形にも、結構ブレがあったのではなかろうか。ある者は109番目、110番目の仲間を望んでいたり、また別の者は神がすがれるような神を超えた存在を望んでいたり。ただ、いずれにせよ、根底にはゴルディアスの結び目に象徴されるような、長い長い天界の閉塞感がありそうだ。

さて、7階しかないのに8人いる問題は来週解決するのだろうか。

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