まずNIPTとはなんぞや? Non-Invasive Prenatal genetic Testの略だそうで、子宮に針を刺すようなリスクを冒さずに、胎児の遺伝子をある程度検査できるらしい。Geneticは非常に重要な要素だと思うんだが、省略しているのは発音の問題だろうか。
さて今回、国としてこの出生前診断を大きく許容する方向に舵を切ったそうだけど、現実問題として仕方ないと思う。そりゃ誰だって、健康な子が欲しいだろうよ。その気持ちは独り身の自分でも分かる。いや、むしろ子を望んでいない独り身だからこそ、障害児を抱えるなんて真っ平御免だと素直に思えるのかもしれないが。
命の選別がどうのこうのという話は避けられないだろうけど、ぶっちゃけ背に腹はかえられまい。障害児が生まれることで生じる損失と、そのリスクを恐れて子を作らないという選択をされることを避けようとしたら、もう技術的にできてしまうことは認めるしかないだろう。
どうしても命の選別を避けたければ、言うなれば健全な「障害児ビジネス」を成立させるしかないと思う。そんなもんが出来るなら、介護業界はブラックになってないだろうけど…。
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