まず、まだ地裁の途中だから先は長かろう。だからこそ、Unreal Engineの開発者アカウントは維持できたものの、Fortniteというドル箱のiOS復帰が叶わなかったのは、Epic Gamesにとっては想定の範囲内ではあろうけど、痛いことには変わるまい。
ゲーム屋さんなら流行り廃りには敏感だろう。FortniteがApp Storeに帰って来るまで、他のゲームを遊ばずに待っている人がどれだけいるか? まずいないだろう。iOSの世界では、バトルロイヤルゲームのバトルロイヤルで、Fortniteは当分不戦敗が確定したのだ。
Unreal Engineまで締め出されなかったのは、とりあえず巻き添えを食うゲーム屋さんが出なくて良かった。とは言え、新規開発案件でゲームエンジンを選択する際、Unreal Engineを避ける動機ができてしまった。これは長期的に見て、ゲームエンジンビジネスの重荷になりかねない。
ゲームエンジンは今や、ゲーム業界のインフラ。移り気な一般人に振り回されることなく、安定した収益を見込める貴重な事業でもあろう。ARMの中立性が失われないかと懸念されているけど、ゲームエンジンも中立性が大事だったことを、世界が痛感させられた。
今更ながら、Unityはいい位置についたな。AppleもGoogleも、マルチブラットフォームのゲームエンジンには参入してこないだろうし。
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