今年の黒フェスにはオンラインで参戦した。
正直今年は、やるとしても無観客だと思っていたので、間隔を取った指定席のみとは言え、観客を入れてやったのはかなり意外だった。金銭的な面から考えれば、客席半減分を配信で補ったとしても厳しそうだけれど、誰かが1歩踏み出さないと状況を変えられない。その「誰か」の役を松崎さんが引き受けた感じか。
現場にいなかったので、感染症対策がどの程度なされていたかは正確に分からないけど、画面越しに見た限りでは、ステージと客席の間隔は十分あったし、屋内とは言え客席後方は思いっきり開放していた。あれで駄目だったら、もうしばらくはウィルスに勝てないかもしれない。踏み出した一歩が前進だったか後退だったかは2週間ほどで判明するだろうけど、当然、前者であることを祈る。
さて、肝心なライブの中身は、まずBOYS AND MENが予想外に良かった。久々の有観客ライブで入っていた気合が画面越しでも十分に伝わってきたのと、誰もが知っているYMCAのカバーで振りコピーをしてもらって盛り上げるなど、観客が声を出せないという制約の中で、工夫を凝らしてきたのも良かった。
リモート出場だったけど、河村隆一は歌唱力が凄まじかった。これは是非とも生で聞いてみたいと思ったくらい。世代的にはストライクなはずなんだけど、LUNA SEAはスルーしていたので、今更ながらビックリした。
お目当てのももクロも今年はリモート出場。そして今回は、へいへいのピアノ伴奏のみという大人っぽい構成。MTV Unpluggedを思い出した。そして、歌声に誤魔化しが効かないこのフォーマットで、久々に有安杏果がいなくなったことを意識した。5人時代は、誰かがフラットして引きずられ始めても杏果パートで音程を立て直していた印象だったけど、今日はあーりんで踏み止まっていたかな。
茂出木シェフは早く養生してくださいな。例年、繋ぎのコーナーでは空回りしている印象だけど、今年のムラムラタムラの大事故が最期になったら、いくら何でもあんまりだ。あと、ムラムラタムラはもっこりを主張する割に小ぶりだったような…。
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