親中派が大敗した原因は言うまでもなく、習近平のチョンボだろう。そりゃ香港での中国の横暴を見たら、台湾の人々は最大限に警戒するわな。
それより何故、習近平は反中国の連鎖を生むような強引な手を打つのか? 中国やロシアの打つ手は、善悪なんぞ気にせず自身の利益を取りに来る印象が強いけど、最近の中国は利にかないそうにない強引な悪手が目立つ。その理由を想像してみると、独裁者の老化なのかなぁ。
習近平とて人の子。間違いなく命に限りはあるし、年齢的にも大いに終わりを意識しているだろう。どうにか今のうちに、大きなことを成し遂げて生きた証を残そうなんて考えれば、焦りにも繋がろう。また、周りの人間が自分が持っている力にひれ伏しているだけだと分かっていれば、力を失って惨めな最期を迎えることを、人一倍恐れているかもしれない。もちろん、そんな力の誇示なんぞ迷惑極まりないのだけどね。それを止めて貰えないのも、独裁者の哀しいところか。
中国四千年の歴史には有用な教材が腐るほどあろうから、それなりに学んでいると思いたいけど…。
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