誰が裏で糸を引いているかは知らんけど、これは氷河期世代の「底辺救済」じゃないでしょ。
民間企業側で氷河期世代に狙いを絞って利があるとすれば、1つは安く使えそうな底辺が大勢いる点。年功序列を壊してしまえば、かつての年齢相応な報酬を出す必要はないので、ある意味年を取っていても不利にはなるまい。むしろ、10年以上かけて己の無力無能さを思い知っている分だけ、ゆとりの面倒臭い底辺より扱いやすいかもしれない。が、安い労働力として使うことは当然ながら、救済ではない。
そしてもう1つの利点。本命はこちらだと思うが、採用を絞った分だけ手薄な氷河期世代の優秀な人財を狙い撃ちしたいのではなかろうか。散々見捨てておいて、それでも生き延びた実力者だけ欲しいだなんて虫のいい話だとは思うが、札束での奪い合いになれば我々氷河期世代にも利はある。ただし底辺は除く。
むしろ、氷河期世代内の格差を拡大しかねないような…。
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