2018年12月21日金曜日

バーコードバトラー

https://www.paypay-corp.co.jp/notice/20181221/01/
https://japanese.engadget.com/2018/12/21/paypay-5/

結果論でしかないけど、最初からこうしておけば良かったと思ってるだろうな。

100億円の効果は小さかったとは言わない。ほとんどゼロに近かった認知度を劇的にアップさせたのは、間違いなくキャンペーンの成果だ。ただやはり、100億円を食いつぶすのがあまりに早過ぎた。様々な店舗で少額決済に利用される流れを作り、「隣が導入しているならウチも」と加盟店が増えて行くのが理想のシナリオだったのだろうけど、実際は周知の通り。キャンペーン期間中の決済回数は、もしかしたら想定より桁2つ少なかったかもしれない。

もちろん、来月のポイント付与後にも第2波は来るだろうけど、いかんせん1ヶ月も空白期間が出来てしまうのは痛かろう。ここぞとばかりにライバルが仕掛けて来たキャンペーンは、単にPayPayの間隙を突いただけではない。PayPayは、自らが100億円かけて掘り起こしたスマホ決済への注目に、タダ乗りを許してしまったのだ。それどころか、PayPay祭りに乗り損なったlate majorityを少なからず取られてしまったかもしれない。

無論、PayPayとで黙ってやられるつもりもなかろうから、今回の反省を踏まえて、また何らかのキャンペーンを仕掛けて来るだろう。買う側としては何かしらに統一されて欲しいけど、始まったばかりの戦国時代が終わるまで、時と場所に応じてお得な決済方法を選択することになるのかな。

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