まあ、溜め込んで還元しない企業に懲罰的課税をしたい気持ちは分からんでもない。けど…。
二重課税になるというのは、もっともな反対理由だろう。法人税を納めた上で残った金にまた課税ってのは、法律屋ではない自分ですら筋が通っていないことが分かる。自分は利益を溜め込んでいる大企業の偉い人でも何でもないけど、だからと言ってこれをスルーしてしまったら、いずれ個人の金融資産にまで課税されてしまいそうだ。ニーメラーの二の舞にならないためにも、これはおかしいと声を上げておく。
税制変更で企業に金を使わせようとするなら、法人税の累進化だろう。これなら二重課税にもならないし、硬直した大企業の分割・スリム化を促すこともできるかもしれない。まあ、K団連とかの圧力で実現するはずもないだろうけど。
…と、この件に関しては反対したけど、希望の党自体には結構期待してたりする。自民じゃない保守というだけでも、貴重な存在だし。
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