極東が緊迫している今年の911はいつもと違う。正直、北朝鮮がアメリカの挑発に使わないかと心配している。
例えば、911に合わせてミサイルをブッ放したらどうなるか? アメリカ人にしてみれば、ようやく癒えてきた傷口に地獄突きを食らうようなものではなかろうか。アメリカを怒らせるには、実に効果的な手段だろう。
もちろん、真っ当に頭が回る人間なら、そんなことをするはずがない。トランプだけならまだしも、アメリカ世論を沸騰させるようなことをして、リスクを上回るリターンが期待できるとは全く思えない。911の前までプレッツェルだの何だので散々こき下ろされていたあのブッシュですら、アフガン侵攻でアメリカ中から圧倒的な支持を得たのだ。アメリカ世論に火をつけるのは、どう考えても下策だろう。
ただ問題は、北朝鮮を動かしている人間の頭が真っ当であるとは言い切れないこと。何をやらかすか分からない●チガイ故の恐ろしさが、どうしても拭い去れないのだ。アメリカが本気で準備をしてから開戦したら反撃する間も無く潰されるから、そうなる前にアメリカに手を出させようとか、狂人なら考えてないとは言い切れない。
アメリカ人はアメリカ人で、もし半島が泥沼の戦火に包まれたとしても、「アメリカ本土がああなる前に叩いておいて良かった」とか言いそうな気がする。いや、日本人だって、仮に被害が半島だけで済んだ上で北朝鮮を滅ぼせたなら、「アメリカが叩いてくれて良かった」と感謝しそうな気がする。
半島で万が一のことが起こったら、ただでさえ足りないNANDやDRAMの供給が滞ってMicronウハウハか? 東芝メモリにもプラスだろう。ただ、絶対的な部品不足で完成品の出荷数は減るだろうから、マクロで見たらマイナスなのは間違いあるまい。
とりあえず、明日の朝には杞憂だったと思いたい。
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