いよいよ日本時間で今晩、イギリスの国民投票が開始される。
正直言って投票結果は読めないし、影響の範囲も大きさも予想がつかないので、完全ノーポジで嵐が過ぎるのを待つ予定なのだけれど、それでも日本人にとっては他人事とは言い切れないと思っている。
移民を受け入れすぎた島国が辿る道として、今回の件は大いに参考にすべきだろう。移民受け入れに関しては、単純に白黒付けられる問題ではない。多数決を取ればどちらかには決まるだろうけど、地域間、階級間の溝がより深まる予感しかしない。残留/離脱のどちらに転んでも、連合王国の決定に反して離脱/残留したい地域が独立運動を強めるかもしれない。
とりあえずは、先にパンドラの箱を開けたイギリスの行く末を見守ろう。悲観的なことばかりではなく、混乱の果てに万人が納得するような新しいアイデアが生まれてくるかもしれないし。
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