テリーマンの決意

今週のキン肉マン。

話として大きな動きはなかったけれど、これは大きなターニングポイントだなぁ。あくまで分かり合うために戦っていたテリーマンは敵の消滅すら拒もうとするけれど、シルバーマンに諭されて、現代の超人たちの真の独り立ちを決意するあたり。こういう熱い役はテリーマンだわ。シルバーマンとジャスティスの意思を継承するというのは、正義超人にとってこの上ない重責だけど、それを背負う覚悟を決めたことで、ついに正義超人に確固たる戦う理由ができたように思う。

ラスボス候補筆頭が戦わずして消滅なんてありえないと思ってたけど、今では話としてそれもありかと思えてきた。師を超えるという弟子の務めも、完璧超人とは違うシステムで独自に新世代の超人を導いたことで、実はすでに果たしているのではないか。そして何より、もしも始祖達に慕われていた頃のザ・マンが残した消滅システムが働かなかったら、かつての敬意を胸に秘めて戦ってきた始祖達を、あやつではなくザ・マンが裏切ったことになる。それでは始祖達があまりに浮かばれない。