2016年3月12日土曜日

New 3DSのSDカードを64GBに換装した

32GBでは心細くなっていたので、覚悟を決めてやってしまった。

先に断っておくと、New 3DSはmicroSDXCをサポートしていない。よって、これは任天堂のサポート外、完全な自己責任。

64GBでもFAT32でフォーマットすれば動くという報告は既に多数あるので、まあ動くだろうと思いながら試してみたら動いた、と言ったところ。ちょっと目新しそうな点としては、FAT32でフォーマットするのにMac OS Xのディスクユーティリティを使ったことくらいかな。32GiBの壁が意図的に設けられたWindowsではサードパーティのフォーマットツールを使わなきゃならないらしいけど、Macは標準のツールでOK。

ちなみに、クラスタサイズは32KBだった。大きいといえば大きいけど、NAND的には1ページに満たない書き込みがなくて良かったりして。このSDXCのコントローラ作りを知らないので、想像でしかないけれど。

New 3DSがSDXC対応をうたっていないのは結局、exFATを実装していないからなのかな。SD Associationに入ってないから詳細は分からないけど、eMMCの2GiB以上の対応から想像するに、アドレッシングをバイトからブロックに変えたところで、アドレス幅的には32GiBが限界ってことはなかったのだろう。また、ソフト・ハードともに実装・検証することを考えたら、SDHCモードのときだけアドレスの上位ビットをマスクする方がよっぽど面倒だから、32GiBオーバーのアドレスも普通に渡せているのだろう。

素直にexFAT対応してくれるのがユーザー的には最も嬉しいけど、やっぱり知財の問題で難しいのかな。次世代機ではWii Uのように独自のファイルシステムでも構わないから、大容量ストレージに公式に対応して欲しい。

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