5ヶ月前の住民投票は僅差で否決されたものの、知事選と市長選は維新の勝利。大阪にはまだまだ変化するポテンシャルが残っていたということか。
都構想がベストかどうかは分からないけど、何の代償も払わずに現状維持できるほど甘くないことは、遠く横浜から傍目で見ても分かる。リアルで大阪に住んでいる人達はそのことを肌身で感じて、黙って朽ちるより維新の会が引き起こす変化に望みを託したのだろうか。
ただ、自民党や安倍晋三の肩を持つ気は微塵もないけど、この結果をもって現在の国政が否定されたと言うのは筋違いだと釘を刺しておく(誰に?)。今回の選挙はは大阪ローカルな既得権益をめぐる攻防であって、経済政策も改憲もメディアに対する締め付けも、争点にはならなかった。安倍のやることはすべて気に食わないというような姿勢は、それはそれで建設的ではない。一個人の主観では、結構良いこともかなり酷いことも、どちらもやっていると思う。まあ、安倍政権も安倍政権で、本来別々に議論されるべきイシューをごちゃ混ぜにして通してしまおうとしているので、どっちもどっちではあるのだが。
割と最近、様々な債権を糞味噌一緒に世界中に売りつけて大惨事になったことを思い出した。
0 件のコメント:
コメントを投稿