なんか違和感があるなぁ。
18歳から選挙権を与えるのは、ありだとは思う。シルバー民主主義に対しては焼け石に水だろうけど、実際に選挙があれば、政経の授業なんかで、高校3年生に我が事として考えさせるとっかかりにできるかもしれない。同様に、「少年」の上限を引き下げるのも賛成。なんだかんだでほぼ全員が進学する高校にいるうちに、実感を伴いながら成人の意味を考えるのはプラスだと思う。成人式という習慣は下火になりそうだけど。
…が、酒とタバコの年齢まで引き下げることに意義はあるのか? 正直言って、実質的に大人になる年齢は、昔より上がっていると思う。だからこそ、高校生のうちに成人について考えさせるのは賛成なのだが、責任能力がまだない年齢層に飲酒・喫煙の権利を与えるなんて馬鹿げている。むしろ実態の責任能力に合わせて、酒とタバコの年齢は25歳くらいに引き上げる方が妥当ではなかろうか。もっと言うと、歳を重ねただけでは権利を与えず、自動車のような免許制にしても良いくらい。
0 件のコメント:
コメントを投稿