いや、現実には決定的差なのか? まあ、たくさん教育費をかけられる方が有利なのは当たり前だと思うけど、親の学力の違いも結構大きいのではないかと思う。
事の是非はさておき、現実には学歴と収入の間には間違いなく正の相関がある。学歴と学力の相関も、まあそれなりにあるだろう。…となると、親の収入が多い子というのは、高い確率で学力の重要さを知っている人間が身近にいるわけだ。そして何より、学力の高い親の子は、学校や塾で分からなかった点を家に帰ってから親に教えてもらえるのだ。
子に因数分解の質問をされたとき、「そんなもの大人になってから役に立たない」みたいな負け惜しみ(?)を言ってしまう親に育てられたら、そりゃ不利だろうよ。きちんと説明できたり、更に何の役に立つのかも教えられる親に育てられた方が、有利に決まっている。
まあ、ある程度差が付いてしまうのは仕方ないとは思うが、問題は、不利な環境の子にも公教育が学ぶ機会を与えられているのか、だと思う。子供が腐るほどいた時代ならともかく、少子化が進んでいる今となっては、親は駄目だけど優秀な人材になりうる子も発掘していかないと。
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