その巨大さ故に時間こそかかったものの、Mountain LionのダウンロードとLionからのアップグレードは、 何のトラブルもなく道なりに完了。さすがに2011年のMac miniなら当然か。
真っ先に目に付くのは、カレンダーから分離されたリマインダーと、メールから分離されたメモ。 まあこの辺は、想定の範囲内の便利さ。 メモをデスクトップに貼付けられるようになったのはいいね。もうスティッキーズは不要かも。
容易に想像できる機能は置いといて、気になっていた音声入力機能も試してみた。 Mac miniにはマイクが無いのだが、遊び機能のためにマイクを買うのももったいないので、 iPod touchのボイスメモで録った音をアナログ接続で流し込んだ。
結果の前に、ざっくり使い方を説明。 デフォルトでfnキーを2連打すれば音声入力モードになる。 …ってことは、AppleのキーボードのFnキーは何かしらキーコードを持ってるのか。 Fnキーが無い人は「システム環境設定>音声入力と読み上げ」で設定を変えればいいだろう。 喋り終わってから完了ボタンを押すと音声が解析されて、漢字混じりの日本語テキストがカーソル位置に挿入される。 音声を解析するのはローカルマシンではなく、Siriと同様にどこかにあるAppleのサーバ。
さて、使ってみた感想。結構ハキハキ喋らないと上手く認識されない。 考えながら喋るのではなく、内容の一字一句を頭の中で確定させてから、噛まずに発音しないと難しい。 推敲には向かないかな。
最後に、具体的な入出力例。
- 入力音声
- きしゃのきしゃがきしゃできしゃした
- 出力テキスト
- 貴社の記者が汽車で帰社した
- 入力音声
- きのうとうちゃんとねたときに、へんなところにいもがある
- 出力テキスト
- 昨日父ちゃんと見たときに変なところに目がある
おまけ。 せっかくiPod touchを接続したので、アルバム「タモリ」より「第一回テーブル・ゲーム世界選手権大会 於 青森」を解釈させてみた。
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