正直、給食なんて二の次でいいと思うんだけどな。
この人はカジノより給食だとか声高に叫んで当選したわけじゃないんだから、当面はやってる感を出しておくくらいで十分だろう。その観点からは、よくやってるかな。
給食単体の問題を考えると、ぶっちゃけ費用対効果が悪くないか? 中学生の子を持つ働き盛りの世代が、給食がないから市外に引っ越す事例が無視できないほどあるなら、まあ手を打った方がいいとは思うけど。そこらへんの所帯持ちは住宅ローンを抱えて動くに動けないだろうし、たかが3年くらい、喉元を過ぎれば忘れるだろう。
その一方で、中学生向けに限定せず食料問題に取り組むのは大いにアリだろう。弁当を量産する設備を市が持っていれば、例えば疫病対策の1つとして、「弁当を配ってやるから家から出るな」と言う選択肢を増やせるのではないか。災害時には炊き出しにも使えよう。容器のゴミ問題だって、市が直接口を出せるなら対処しやすいだろう。平時に民業を圧迫しない程度に設備を活用する匙加減は難しいか? 民業より美味しくないけど、それなりに栄養バランスを考慮してある安い飯というのは、セーフティネットとして存在価値はあると思う。
ただ、どうして横浜市は小学校と中学校で給食制度が分断されてるんだ? にわか市民なので歴史的経緯は知らんけど、しょうもない理由がありそうな悪寒。子供の数なんて減り続けてるんだから、かつての小学校給食の規模を維持しているだけでも小中学校をカバーできそうなもんだが。
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