散々焦らしただけのことはあって、とんでもない怪物が登場したな。
何と言っても、あのM1搭載。M1 MacBookをあんなに安売りしてしまったら、A14X(仮)搭載のiPad Proは価格的にも性能的にも居場所がなくなるのではないかと心配していたら、iPad ProもそのままM1を使ってくるとは。そのおかげもあってか、DRAMはMacと同じ8GB or 16GB。DRAM込みのパッケージの都合上、6GBなんてバリエーションを増やしたくなかったのか、そもそもそれ以外の容量は未検証だったりするのか。驚いたけれど、同じ石でMacもiPadも作れるのは確かに合理的だ。
今振り返ると、2020年のiPad Proが超絶手抜きだったのも、iPad Airが大盤振る舞いだったのも、M1 iPad Proの前振りだったのか。M1と並行してA13Xを作るなんてアホらしいし、M1で悠々超える目処が立っていたからこそ、iPad AirにいきなりA14を使えたのだろう。欲しい時が買い時とは言うけれど、iPad Proに関しては2021年モデルを待っていて良かった。
さて、個人的に選ぶのは12.9インチ Wi-Fiモデルの256GBかな。いくら性能が凄いとは言ってもiPadOSなので、開発環境を入れられるわけでもなし。主にコンテンツ消費のための大画面タブレットが欲しいだけなので、これでもかなりオーバースペック。ストレージも本当は128GBで十分足りるのだけれど、単に今使っているiPadより減らしたくないだけ。
最後にApple Rateを見てみよう。日本向けサイトは税込表示になっているので注意。
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | 2TB | |
---|---|---|---|---|---|
11-inch Wi-Fi | 107.86 | 108.00 | 108.20 | 108.44 | 108.57 |
(11-inch Wi-Fi + Cellular) | 102.65 | 103.23 | 104.14 | 105.30 | 106.02 |
12.9-inch Wi-Fi | 107.37 | 107.51 | 107.74 | 108.04 | 108.23 |
(12.9-inch Wi-Fi + Cellular) | 103.44 | 103.84 | 104.50 | 105.42 | 106.03 |
Cellularモデルが妙に安く見えるのは、Wi-Fiとの価格差がUSの$200に対して日本が18000円だから。もっとも日本はミリ波対応してないので、そもそも比較すること自体が適切ではないだろうと(括弧)をつけた。
ストレージ容量による128GBとの価格差は、USが下から順に$100, $300, $700, $1100に対して、日本は12000円, 36000円, 84000円, 132000円。この増分だけはUSD/JPY=120換算されているから、上位モデルほど割高になっている。とは言え、トータルで107〜108円あたりなら現在のレートと大きな乖離はない。ちょっと前の110円オーバーから少し円高に戻って良かった。
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