Googleが縁を切っただけでも十分インパクトは大きかったけど、ARMまでHuaweiを切ってきたか!
この一連の中国包囲網に関してはトランプ個人の気まぐれとは関係なく、完全にアメリカという国が本気で中国を潰しにきた感じだったけど、とうとうアメリカの外の多国籍企業まで連鎖的に巻き込まれ始めたか。Sprintの件で点数稼ぎをしておきたい思惑はあるにしても、孫正義は割と親中だと思っていたので、ARMが動いたのは尚更驚いた。ビジネス最優先で素早い判断を下せるところは、流石だな。
当然ながら、ARMのエコシステムから切り離されてしまうのは、死ぬほど痛かろう。中国国内限定なら、ライセンス違反を百も承知で使い続けるかもしれないけど、そんなあからさまに知財を踏みにじる企業の製品なんて、中国包囲網に加わるつもりがなかった国ですら、極めて買いづらくなるだろう。そして、スマートフォンだけ見てもAppleに匹敵するレベルまで出荷するようになったHuaweiが、急に世界市場からハブられたら…。いくら中国市場が大きいとは言っても、Huaweiの巨体を維持できるほどの消費はあるまい。RISC-Vに力を入れている企業は、「こっち来んな」と思ってるんだろうなぁ。
そうなると気になるのは、Foxconnがどう動くか。こんな流れになってしまっては、親中のテリー・ゴウですら、中国と距離を置かざるを得なくなりそうな予感。下手すると、Foxconnが中国で組み立ててるあらゆる製品の供給が、一時的に滞りかねないぞ。
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