これ、日本にも来るのかね?
一利用者として言えるのは、リアル店舗のApple Payは間違いなく便利だということ。本体機能に組み込まれているアドバンテージは、わざわざ専用アプリを起動しなければならない他の何とかPayが逆立ちしたって覆せない。もちろん店舗側の導入コストもあるので、便利だから普及するとは限らない。ただ、今のキャッシュレスの流れは、決してオリンピックや消費税率アップのどさくさだけではなく、本物だと思う。そして、多くの消費者が便利な決済を体験した後では、従来通り現金オンリーでは「不便な店」という烙印を押されかねない。
そんなキャッシュレスの波に、より上手くAppleが乗っかろうと思ったら、確かに自社カードを作るのは理にかなっている。他所のカード会社に払う手数料を浮かすことができれば、こんなに美味しいことはない。ただ、それはあくまでAppleにとって美味しいだけであって、消費者をAppleカード(仮)に惹きつける策は別途必要。とは言え、ポイント・キャッシュバック戦争に真正面から向き合っては、旨味も半減しかねない。
そこで「ただのカード会社」には真似できない手を考えると、Appleのサブクリプションサービスとの連携があるのではないか。いくら以上使えばiCloudの追加容量を貰えるとか、Apple Musicが安くなるとか。そのサービスがいくら便利そうでも、直接的に月々いくら払えと言われると敬遠してしまう人は決して少なくないはず。そんなタイプの人に対して、今まで別のカードで払っていた分をAppleカード(仮)に切り替えれば、お前さんが羨ましそうにチラチラ見ていたサービスを使わせてやるよと勧誘するわけだ。これは効くと思うぞ。自分にもねw
Appleカード(仮)を軸に、噂の動画サービスなんかも含めた包括的なサブクリプションサービスを提供すれば、かなり流行る可能性はあると思う。それこそ、EUが新たに規制法を作りかねないくらい。
…と、ここまで書いて全然GSの話が出てきていないことに気が付いた。なんでGSなんだ? 金の扱いにはAppleより慣れてるだろうけど…。よく分からん。
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